直線と曲線

FRANK LEDER

今年ももう10月。

と思ったら今日はいきなり気温が高くて本当によくわからない気候ですね、、

というわけで、続々と秋冬商品が入荷してきております!!

暑くてとても紹介する気が起きなかった今季のAWも10月からは気合を入れて紹介して参ります。

9月は私用で店頭に立つ日数が少なかったので、お店にすごく鮮度を感じます。

どれも良いなー、とおもうのですが再度ブランドの魅力を語りたくなったのがフランクリーダー。

インポートブランドで最も最初に入荷した「morgane krischer」。

うわーカーブかっけー、、、、こんなに丁寧で既視感のない曲線がこんなに魅力的で男性的にも映るのかー、と衣類における”カーブ”という表現に対する苦手意識を払拭された矢先で、モーガンクリスチャー本人が来日。
お店に来ていただいたタイミングでランチ。
建造物からのヒントを得て、メンズドレスを学び完成させたあのカーブだったと分かりさらにハマっていました。

モーガンの洋服は、紹介したものは全て完売。

そんな熱を帯びたまま、息を吐く間も無くフランクリーダーの洋服がお店に到着。

この時の感覚と同じ。

やっぱり良いなー、、、と思わされました。

モーガンクリスチャーの魅力の1つが”曲線美”であるのならばフランクリーダーの魅力の1つは”直線”であることに気付きました。

フランクリーダーの洋服から感じる硬さ、直線、角。

ここで言う”硬さ”は単に硬い生地、硬い雰囲気、と言うわけではなく”黙ってまずは着てみろ”と洋服が言っている気がする感じ、、なんです。

そうさせているのはどの部分なのだろう?なぜ、何年経っても格好いいなと思えるのだろう?

もちろん答えはまだ出せていませんが、1つはフランクリーダーもまた、洋服はもちろん建築や美術、人間的造詣が深いのではないかとおもう。

その好みが直線的なものが多いのか、どうなのかはわからない。

只、僕が思い描くフランクリーダーは直線的で、硬くて、ファッションしたい気持ちを現実と繋げてくれる存在。

マクシズにある古着もその他も。

自分自身、当たり前に買って着続けている品番がたくさんあるということが、お客様に伝える上でも自信になっている。

彼がインスピレーションを受ける何かから、洋服という形になり、僕たちのようなセレクトショップへ届くことは、やはり楽しい。

今回のフランクリーダーも、地に足をつけさせてくれました。

というわけで、2026AWシーズンが本格的にスタート致します!

僕たち自身も思ってはいるけどあまり大きくは言わないようにしていること。

「僕たちは洋服を売っているのではなく、夢を売っている」

日常の中でこんなことを言っても、誰かにさほど影響は与えないかもしれない。

だけど、洋服の持つ日々を彩ってくれるパワーを感じたり、どうしようもないほどに落ち込んだ時に前向きになる事ができた、そんな経験をしてしまったら、それをお客様に伝えずにはいられない。

近谷 忠信