WYTHE / リンガーTシャツの魅力

WYTHE

先日のブログに続き、真夏に向けてご紹介を温めていたシリーズです。

”WytheのTubular Ringer T-Shirt”

まずはブランドからの商品説明を。

Originating in the 1950s, the Ringer Tee quickly became synonymous with icons of the 60s and 70s. While we’ve had our own tee since the beginning, that tubular 50s tee is a very specific thing. The Ringer tee is a classic that everyone can appreciate.

This new ringer is built on our same tubular t-shirt body, but with a slightly narrower neckline and slightly longer sleeves for a more classic look.

1950年代に誕生したリンガーTシャツは、60〜70年代のアイコンたちと共に語られる存在となりました。Wytheでもブランド創設当初からTシャツを展開していますが、50年代の丸胴Tシャツというのはまた特別な存在です。リンガーTシャツは誰もが楽しめるクラシックな一着。

今回のリンガーTシャツは、ブランド定番の丸胴ボディをベースにしながら、ネックをやや細く、袖丈を少し長めに調整することで、よりクラシックな見え方に仕上げています。

Wytheの商品説明は毎回とても簡潔。

アイテムのルーツや歴史、そしてブランドとして拘ったポイントが、ほんの数行でまとめられていることが多いのですが、Ringer T-Shirtに留まらず全てのアイテムに、「記載されてはいないけど、ここは大事な拘りポイントだろう」という部分が必ず見られます。

このRinger T-Shirtで言うと

先ずは横広気味にゆとりの取られたネック。
リンガーTシャツにしては余裕のあるネックバランスです。

これはネックの詰まったヴィンテージのリンガーTシャツが着用を繰り返す中で、首元が伸び広がった”あの感じ”を再現しているんじゃないかと連想する形。

ご着用頂いた際、この絶妙なネックバランスの虜になる方も多いです。

生地に関しては、、

一般的に古着で見かけるリンガーTシャツというと、アメリカ製コットン特有の毛羽立ちがあって、少しドライでラフな風合いを想像しますが、WytheのリンガーTシャツは高密度でツルッとした、高級Tシャツに見られるような上質なコットンが使われています。

生産国がポルトガルという点も納得。
高級カットソーの生産地としても評価が高く、当店で取り扱いのあるSunspelなどもポルトガル生産を採用しております。

ちなみに今夏もご好評いただいているWytheのタンクトップはペルー生産。

ブランドの拠点をアメリカに置きながら、デザイナーのピーターがRalph Laurenでテキスタイルデザイナーを務めていた経験を活かし、世界各国で生地開発や生産を行っているという事を商品説明には記載が無くとも、製品の見た目や肌触りで感じ取ることができます。

その他にも

ヴィンテージでもたまに見かけるけど数は少ない無地で作っていること、代名詞とも言える首元と袖先のバインダーが着込んで洗っていくと退色してより雰囲気が増してくること。

諸々のポイントを見て、絶対にデザイナーのピーターやWytheチームがヴィンテージのリンガーTシャツを昔から好んで着てきたんだろうなという想像が膨らみます。

ピーター本人には未だ会った事がないけれど、いつか会う機会があれば直接色々と聞いてみたい事ばかりです。

Ringer T-Shirtについては現在パリ出張に行っている上田が、現地でファッションウィークに参加しているWytheチームに会う予定という事なので聞いてきてもらおうと思います。

WYTHE
Tubular Ringer T-Shirt
Fabric : Cotton 100%
Color : Evergreen
Size :  M , L , XL
Price : ¥16,500-incTax
取扱店舗 : max’s Tokyo , max’s Ebisu
WYTHE
Tubular Ringer T-Shirt
Fabric : Cotton 100%
Color : Apricot
Size :  M , L , XL
Price : ¥16,500-incTax
取扱店舗 : max’s Tokyo , max’s Ebisu
WYTHE
Tubular Ringer T-Shirt
Fabric : Cotton 100%
Color : Navy
Size :  M , XL
Price : ¥16,500-incTax
取扱店舗 : max’s Tokyo

色はEvergreen、Apricot、Navy(max’s Tokyoのみ取扱い)の3色。

Tシャツだから主役は真夏だけど、ジャケットやシャツのインナーにした時の首元や袖のバランスも良い。

「首元が詰まりすぎている新品のTシャツが苦手なんだよな〜。」
「アームホールが太くてインナー使いした時に袖がもたつくのも苦手なんだよな〜。」
「なんかちょうど良いT-Shirt無いかな〜。これから来る夏に一枚で着てもちょうど良い奴。。」

という事を考えていらっしゃる方がおりましたら、自信を持ってお勧めしたいTシャツです。

そういえばブランドの商品説明を読んでいて、個人的に気になったのが、

“that tubular 50s tee is a very specific thing”

という一文。

「50年代の丸胴Tシャツは特別な存在なんだ。」

そんなニュアンスの文章ですが、これもなかなか意味深です。

単純に50年代のリンガーTシャツが有名という話ではなく、50年代のTシャツそのものの作りやバランスに対して特別な思い入れがあるんだろうな、と勝手に想像しています。

1950年代はTシャツが下着からファッションとしてのトップスへと変わっていく過渡期。

映画の中では Marlon Brando や James Dean がTシャツ姿でスクリーンに登場し、後のスタイルアイコンとして語られる時代でもあります。

だから「50年代のTシャツ」という言葉そのものに、どこか特別な響きがあるのかもしれません。

実際、このリンガーTシャツを見ていると、ただ60〜70年代のリンガーを再現したというより、そのさらに奥にある50年代のTシャツの空気感を意識しているようにも感じます。

もちろん正解は分かりませんが、、

という具合に納品が届いてから1つ1つの商品を見るたびに、

「ピーターはこんなことを考えていたんじゃないか」
「ここはこういう意図なんじゃないか」

そんな妄想が勝手に膨らむわけですが…。

実際に聞いたら全部僕の思い過ごしだった、なんてことも十分ありえます。
その時は皆様、店頭で弄り回してください。笑

冗談はさておき、、
真夏前には完売してしまいそうな勢いですので、まだご覧になられていない方は、店頭にて是非お試しくださいませ。

皆様のご来店お待ちしております。

今村 嵩嶺