「一生物」という言葉の、ちゃんとした使い方とは

max's Tokyo

“WERKSTATT:MÜNCHEN”のシルバーアクセサリー”を改めて店頭で眺めている時、
「一生物」という言葉の、ちゃんとした使い方について考えました。

無骨さと上品さのバランス。主張はあるけど押し付けがましくない。

ドイツ・ミュンヘン発のジュエリーブランドWERKSTATT:MÜNCHEN(ワークスタットミュンヘン)。はそんな空気をまとったジュエリーブランドです。

デザイナーは、長年にわたり高級メゾンのジュエリー製作を請け負ってきた人物。
その経験を背景に、現在もミュンヘンの工房でハンドメイドによる製作を続けています。

一見すると、どこのブランドか分からない。

でも、明らかに“良いもの”だと伝わってくる。
この控えめなのに確かな存在感は、デザイナーの類稀なるセンスと、手仕事の積み重ねによるものだと思います

個人的な話になりますが、、

僕自身もこのブランドのアクセサリーをネックレス、ブレスレット、リング、ピアスと、いくつも愛用しています。

正直、「一生物」という言葉は簡単に使っていい言葉じゃないと思っています。

何をもって一生物なのかは人それぞれ。

でも、

・使用されている素材

・生産背景

・クオリティ

この3つが間違いなく揃っている場合、

アクセサリーは“一生物”になり得る。

そう思う様になったきっかけがあります。

以前、ヴィンテージジュエリー専門店で買い物をした時のこと。

店主の方に、こんな事を教えてもらいました。

「年齢が変わって体型が変わっても、アクセサリーのサイズはほとんど変わらない。ちゃんとした素材(ダイヤモンドや金・プラチナ・シルバー等)は劣化しないし、ケアをしていけば自分が死ぬまで付けられる。そして、大切な人や子供が出来た時に受け継いでいける。いつの時代に、誰が見ても間違いないクオリティの物が“一生物”だよ。まだ若い君はこういう物を早めに買っておくと良い。」

当時、その言葉を聞き奮発して購入した10金のリング。

確かに今も付けていますし、これからもずっと付けると思います。

昔から諸先輩方にも

「最初にお金をかけるなら、アクセサリーや靴だよ」

と教わってきました。

靴は教え通りにお金をかけつつも、アクセサリーは正直、若い頃はあまりピンと来ていなかった。
というよりも後回しにしていた。

でも32歳になった今、少しずつその意味が分かってきた気がします。

昔読んだファッションの入門書

「チープシック」にも、

似たような事が書いてあったのを思い出します。

WERKSTATT:MÜNCHENのアクセサリーは、

ネックレス、ブレスレット、リング、ピアス、どれを取っても時代に左右されないデザインとクオリティを兼ね備えている。

僕の場合、WERKSTATT:MÜNCHENのアクセサリーに抱く印象は上品さはもちろん、少々ロックなテイストや男っぽさ。

しかし、お客様によっては高級メゾンが製作しているジュエリーの様な洗練された印象でこのブランドのアクセサリーを見てくださる方もいらっしゃいます。

この、受け手によって印象が変わる懐の広さと、どのジャンルにも属さないながらに存在感と魅力を放っている事がWERKSTATT:MÜNCHENの一番の魅力であり、一生物というキーワードが連想される要因だと思います。

僕自身、TPOで使い分けているものもあれば、ほぼ肌身離さず付けているもの迄。

ピアス、スカルブレスレットはシーンに応じて。

太さのあるミックスチェーンのブレスレットや、細いシルバーチェーンで形成されたネックレスは、基本的に常時付けています。

昔の僕は、アクセサリーはとにかくジャラジャラと付けたいタイプでした。

でも少し年を重ねて、足し算と引き算の楽しさに気付いた様に思います。

それは、クオリティに対して納得のいくアクセサリーだったり、

数年前に頑張って購入した時計だったり(その時計は泣く泣く手放してしまいましたが…一生物でした)

そういった買い物の経験が、少しずつ積み重なってきた結果なのかもしれません。

ここ最近、シルバーという素材自体の価格が急激に高騰しているというニュースもよく目にする様になりました。

生のシルバー(銀)の現物価格は世界中で共通の基準となる為、”その価格”が上がるという事は、金やプラチナ等と同じく、地金の重さである程度価格が決まるという事。

そこに加工賃や海外ブランドであれば輸入費が加わる以上、「素材とクオリティに対してお得」という状況は
今後、ますます生まれづらくなっていくと思います。

だからこそ、20代前半の頃の自分に

「気になった洋服を新品・古着問わず買い漁るのも良いけど、アクセサリーは、出来るだけ早めに良い物を選んでおきなよ。」と伝えたい。

今の僕ならその選択肢の一つとして、WERKSTATT:MÜNCHENというブランドを伝えると思う。

シーズン毎に入荷はありますが、シルバー価格の高騰が続く今、今後の値段がどうなるかは正直分かりません。

お迷いの方、是非このタイミングで一度お試しくださいませ。

今この瞬間だけを考えて選ぶ物ではなく、

これから先の時間も含めて付き合っていきたい。

時間をかけて向き合う価値がある。

「一生物」という言葉の、ちゃんとした使い方をマスターするには、僕はまだまだ修行中の身ですが、何年後かに、自分のつけているアクセサリーを一生物と皆様にお伝えしたいですし、WERKSTATT:MÜNCHENのアクセサリーはそうなり得る物だと自信を持ってお勧めしたい。

そう感じさせてくれるアクセサリーです。

今村 嵩嶺