【プロローグ】人と旅と、チマヨベストの話

max's Exclusive

max’sに在籍して2ヶ月目。
そんな自分が初めてこのチマヨベストを見たとき、目を奪われました。

いわゆるチマヨらしい色柄の強さはなく、見たことの無い形と柄。
「なぜこの形なのか」「なぜこの色なのか」「なぜこの柄なのか」「なぜ、チマヨでこのベストなのか」
自分では、その答えに辿り着けず、、
だからこそ、理由を知りたくて、話を聞きに行くことにしました。

このベストを発案したのは、ジュエリーブランド “FOLK/N” デザイナーの太田寿氏。

2024年11月、太田氏はmax’sオーナーの近谷とともに、アメリカ・ニューメキシコを訪れています。
太田氏にとっては、2019年以来、約5年ぶりのニューメキシコだったそうです。

太田氏が初めてチマヨ村やニューメキシコを訪れたのは、27〜28歳の頃。
それ以来、コロナ禍を除いて、1〜2年おきに現地を訪れ続けているそうです。

仕事として成立させるため、というよりも、
「現地でちゃんと自分の目で確認するために行っている」という言葉には、
チマヨ村、ニューメキシコへの思いと敬意が滲んでいました。

今回の旅では、思いがけない出来事もあったそうです。

11月のニューメキシコでの大雪。
その影響で3日間ほど外に出られず、そこから追い討ちをかける様に太田氏も近谷も体調を崩して寝込むことに。
その後の予定も変更し、ニューメキシコに留まることにしたそうです。

「旅にハプニングはつきものだけど、あのときは、このままニューメキシコに居ろと言われている気がした。」
太田氏はそう話してくれました。

太田氏自身、これまでにも何着かチマヨベストを試してみたことはあったそうです。
でも、心から「着たい」と思えるものには出会えなかった。
だからこそ、今回のベストは、どうして作られるのか、どういう考えが込められているのか。
話を聞きながら、その全貌を知りたいと思いました。

今回、東京都福生市にある FOLK/N 太田氏のアトリエを訪れ、
太田氏の旅やチマヨ村への思い、そしてベストが生まれるまでの背景についてお話を伺いました。

ここから先は、太田氏自身が「人と旅と、チマヨベストの話」と名付けて書いてくださった、
このベストにまつわるストーリーです。

そして私達max’sが、このチマヨベストをどう繋いでいくのか。

明日より本編へと続きます。
どうぞ、じっくり読み進めてみてください。

今村