色々な洋服のジャンルがある中で私はセットアップというアイテムがとても好きです。
ジャケットとパンツ。
それぞれが単体での着用も可能なアイテムですが、上下セットで着用した時の背筋がスッと伸びる”あの感覚”がなんとも言えず好きでして、、前職時代から気に入った素材やアイテムがセットアップとして着用出来る物の場合は大体上下で揃えてしまう。
自身の財布にとっては非常に困った性分を持っております。笑
なんというか、格好付けたい時ってありますよね、、、
個人的な話からブログが始まりましたが、同様の経験、性分を持つ方がいらっしゃれば嬉しいです。
タイトルにもある様に、ブログの本題はFRANK LEDER 24SSアイテムのご紹介。
本日はジャケットとパンツです。
冒頭で触れた話しも含めて、私としては是非セットアップでお勧めしたい。
そんな2着となっております。
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FRANK LEDER
WASHED LINEN 5B JACKET
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥140,800-inc tax
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FRANK LEDER
WASHED LINEN DRAWSTRING 2TUCK TROUSERS
COLOR / BLACK
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥86,900-inc tax
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ジャケットとパンツ共に使用されている素材は旧式の織機で織り上げられたブラックリネン。
“旧式の織機で織られた生地”と一言で括られる事が多いですが、現代の織機との具体的な違いや魅力。
それは旧式の物特有の織り幅や効率性が影響した、生地それぞれの表情や個性の事だと私は思います。
今回ジャケットとパンツに使われている生地を例に挙げますと、現代の織り機に比べて生地を織るのに手間と時間がかかる為、その間に空気が織り込まれます。
その影響で、リネンと聞いてイメージする様なハリコシのある物とは一線を画した、柔らかさが特徴の素材です。
厚みがありながら、ふんわりと柔らかいリネン素材を更に洗い加工することで、コットンフランネルのような肌触りに仕上がっており、ご着用頂くと肌当たりの良さと柔らかさに驚いて頂けるはずです。
旧式の織り機で織られる素材を加工する事で、良さを最大限に引き出したFRANK LEDERらしさのあるアプローチ。
クラシックな素材を扱い慣れていてこそ成せる技であり、このアプローチでブラックリネンという点も非常にツボに刺さります。
組上は5つボタンのワークジャケット型。
各ディテールを見ていくと袖は筒袖、フロントは2ポケット、背面はノーベントというシンプルな作り。
ラペルの折り返しでテーラードジャケットとしての着用が可能な点も含め、クラシックなヨーロッパのワークジャケットを連想する1着です。
普遍的なワークジャケットを、FRANK LEDERの解釈で製作しており、クラシックな背景を匂わせる要素を細部に宿しながらも、ありそうで無いジャケット。
数型のジャケットがある中から5B JACKETを選んだ理由は”何処にも属さないFRANK LEDERの洋服”という印象を1番強く感じた為です。
パンツは同素材のブラックリネンを使用したイージートラウザーズ。
2タックのドローコード仕様にヒップポケットは片方のみ。
トラウザーズとイージーパンツを掛け合わせたディテールと裾口に向かってテーパードの効いた綺麗なシルエット。
ルーズ過ぎることなく、裾周りはすっきりとした印象になっており、こちらもジャケット同様にありそうで探すと無い、絶妙な塩梅のイージートラウザーズです。
それでいてブラックリネン素材となれば、皆様ご想像の通り抜群の汎用性を誇ります。
特に夏なんかは、これにばかり手が伸びてしまいそうです、、笑
ジャケット、パンツそれぞれが単体として非常に着こなしの幅を持っており、当店がご提案しているアメリカ、ヨーロッパのヴィンテージウェアや先日入荷したWYTHEの新作等、合わせるアイテムによって如何様にも表情を変えてくれる懐が非常に魅力的な2アイテム。
5ポケットジーンズやワークパンツのジャケパンスタイル、アメリカンなウエスタンシャツやプリントTシャツとの合わせ、はたまたレペットを足元に持ってきたスタイルまで、、
以前のブログでもご紹介いたしました通りFRANK LEDERならではのクリエーションが様々な異文化交流を連想させてくれます。
同時にそんなジャケットとパンツであるからこそ、セットアップで着用した際の、更に大きな懐を想像して遊び心を掻き立てられてしまう、、加えて肉厚でしなやかなリネンは着込んでいく中でのエイジングも楽しみです。
FRANK LEDERの提唱する”経年変化で100パーセントの格好良さ”という点を考えるとやはり同じタイミングで購入し着込んで行きたい。。
そんな事ばかりを考えてしまう私は、やはりセットアップが好きな様で、この性分は一生治りそうに無さそうです。苦笑
ジャケット、パンツ共に気にされている方は是非店頭にてご覧いただけますと幸いです。
max’s Tokyo 近谷