max’s tokyo というお店

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皆様初めまして!

max’s tokyo (マクシズ東京)を運営しております、近谷忠信(こんや ただのぶ)と申します。

まず、この場を借りて普段当店をご利用してくださってる皆様、有り難う御座います!

blogをやっと設立することが出来ましたので、第一回目の投稿をさせて頂きます。文章はまだまだ下手くそですが、、、お付き合い頂けますと幸いで御座います。

店頭には基本的に自分1人なので、お店に来て頂けますと基本的には在店しております。

簡単に、自己紹介を、、

・出身 北海道函館市

・年齢 30歳

・経歴 20歳の時に北海道札幌の有限会社ミサンガインターナショナルへ入社。

セレクトショップArch sapporo、Arch Tokyo 、ANATOMICA SAPPORO にて10年間勤務後、独立で東京へ、、という感じになります。

履歴書みたいでスミマセン、、、、

何故「max’s」という店名にしたかと言いますと、1965年から1981年までの間にNYに存在した「max’s kansas city」というレストラン兼ライブハウスにちなんでこの名前にしました。

“Max’s Kansas City 76” album cover with Peter Crowley, Cherry Vanilla, Jayne County, Suicide, John Collins band and Pere Ubu outside of Max’s Kansas City, NYC. September 5, 1976. © Bob Gruen / www.bobgruen.comPlease contact Bob Gruen’s studio to purchase a print or license this photo. email: info@bobgruen.comImage #: R-131

ここ「max’s kansas city」では、イギーポップ、ヴェルヴェットアンダーグラウンド、パティスミス、ジョン・レノン、アンディーウォーホルまでもが同じ空間にいて、ライブが行われたり、その姿をウォーホルがカメラに収めたり。

他にもビートニクのウィリアム・バロウズ、俳優のデニスホッパー、ローリングストーンズのミック・ジャガーも訪れていたそうです。

この年代に生きていたわけでもなく実際に行ったわけでもないですが、思いを馳せることは出来る。

その光景って、異文化交流で、とんでもなくカオスで、カッコいい空間だったんだろうな、、と。

ウエスタンシャツを着ているアーティストもいれば、リンガーのteeを着ている人もいる。

スーツを着ている人もいれば、革ジャンでハードに決めている人もいる。

その時点で、洋服屋しか経験のない僕は大興奮です。笑

アーティストやロックシンガー、作家たちがドレスダウンし、気を休める場所。

そんな「自然体がカッコいい自由なスタイリング」を自分なりに咀嚼し洋服のスタイルに落とし込んで提案できればという思いと、全力で!という意味を込めてこの「max’s」という名前にしました。

ラインナップは、B.D.シャツからamerican vintageもあればスーツもあり、国内、国外の新品ブランド、フランスの古着、伝統的なニット、シルクのシャツ、ウエスタンスタイルの提案、手造りの温かみのあるモノ、民藝品、古い灰皿まで、、

男らしさと上品さ、豪快さと繊細さをコーディネートで、自然に表現できるようなラインナップを心かけています。

max’s kansas cityの存在を知ったのは22歳の頃で、独立して洋服屋をやろうと決めたのは20歳です。

10年越しにやっとスタートラインに立つことが出来ました。

「洋服屋」を生涯仕事として生きていきたいと考えおり、一国一城の主になることは20歳からの夢でもありました。

幸いなことに、世代が何世代も上の「レジェンド」と呼ばれる方々が僕の先輩たちでして、厳しくも優しく、独立の船出を応援してくださり無事開店させることが出来ました。本当に有り難う御座います。

「洋服屋」と一口に言っても、実際に全てのことが自分の責任になる仕事は、雇われているときは味わえない感覚で、「今週売れないと支払いができない」なんて状況になることも。

前職の社長の言葉が蘇ります。「仕入れ」をするにあたっての責任感はあるのか?自分の金だと思って仕入れろ。と言って頂いていたのがありがたいです。

ただ、もちろん大変なこともありますが自分の好きなスタイルや世界観でお店を作ってお客様にお伝えする喜び、楽しさは決して他には変えられません。

人生において何が一番豊かか と僕はよく考えますが、大好きな魅力的で素晴らしい背景を持ったモノや洋服を伝承していく事、お客様とその共有ができること、それを仕事としてご飯を食べられて家族を養えること、自分の知らないことをたくさん学べる、教えてくださる方が近くにいる環境。

これ以上の幸福はないと思います。

最高です。

まだまだ、頭の中を100%お店の形にはできていませんが、今後とも楽しみにしていただければと幸いで御座います。

この春夏から、徐々に徐々に、形にしていきます。

まだまだ若造ですが、お気軽にお店に遊びにいらしてください!

まだまだ書きたいことはもりもりなんですが、、、

何本かに分けて皆様にお伝えできればと思います。

それでは東京の皆様、田舎から出てきた田吾作ですがどうぞよろしくお願い致します!!

max’s 近谷