先日入荷のアナウンスをいたしました”rdv o globe 26SS”
このブランドの醍醐味をご体感頂くのであれば、まずは手に取って頂きたいアイテムとして記載した”パンツとシャツ”
その中から本日はパンツ2型のご紹介です。
丁度今時期から、夏迄を通して使えそうな各モデル。
それでいて、それぞれのパンツに加えられたクリエーション。
その違いがはっきりと分かるラインナップとなっております。

FABIO PA.
Color : Indigo
Size : I , Ⅱ , III
Price : ¥38,000+tax
取扱店舗 : max’s Tokyo , max’s Ebisu
FABIO PA.はこのブランドから見た5ポケットジーンズ。

一般的なジーパンと比べると比較的軽量な11ozのムラ糸インディゴデニムを使用。
軽量オンスのデニム素材は夏の着用も可能。そして着用時の生地の動きと立体裁断のシルエットを美しく見せてくれます。

わたり幅を大きく取り、若干のロークロッチ(股上重心を下げた設計)。そこから裾へ向かってしっかりとテーパードしております。
一見するとサルエル寄りのシルエットですが、履いてみると驚くほどバランスが良く、
どこか、Levi’s505をインチアップして履いた時の様な、少しルーズな空気感を思わせます。
そして、かつてLevi’sで展開されていたコンセプトライン“RED”のような
構築的な雰囲気も感じる一本です。

でも、やり過ぎない。という部分がrdv o globeらしく、5ポケットジーンズというクラシックな枠組みは壊さない。
その上で、どこまでファッション性を足せるか。
そして、どこで止めるか。この足し算と引き算のバランス感覚が素晴らしいパンツだと思います。
ジーパンという定番を
“別物”にするのではなく、
少しだけ特別に。
もちろん普通の日にも履ける。
ジーパンは何本あってもいい。
改めてそう思わせてくれるデニムパンツです。

INES PA.
Color : Black
Size : I , III
Price : ¥48,000+tax
取扱店舗 : max’s Ebisu
前シーズンより登場したモデルのINES PA.
前回の25年秋冬シーズンに仕入れた際は直ぐに完売してしまった為、今シーズンも素材違いでラインナップしております。

「ベーシックを裏切らない裏切り方。」そんな言葉が似合うのが、このINES PA.

素材にはウールとリネンを交織することで、ウールの落ち感とリネンのドライなタッチを共存させた、上品かつ春夏らしさのある生地を使用。
マットな平織りベースなので光沢は抑えめです。
そこにタンブラー加工を施し、生地を揉み込み、適度な膨らみとナチュラルなシワ感をプラス。
結果、上質なのに格好付けすぎず、構えなくていい質感を実現。
日常に馴染む、リアルクローズ且つ上質なワイドスラックス。
“上質なワイドスラックス”と言うと
バチっと格好が付く様なファッション要素の強い物が多い印象の中、この雰囲気とバランス感。
“そこ”には、rdv o globe目線から見た上質なワイドスラックスへの”ハズし”という要素を感じます。

型は1タックのワイドストレートにフルレングス。
ロークロッチ(股上重心を下げた設計)は控えめに。


このブランドの中では、むしろ珍しいくらい素直な設計です。
でも、用尺を贅沢に使っているからこそドレープが美しい。

ズドンとした太さから、“いなたさ”も感じます。
けれど生地は明らかに上質。
オープンカラーシャツと合わせて、どこか不良っぽさのある空気を演出したり、ジャケットと合わせた色気とモード味のある着こなしでご提案したいパンツです。

そして広い裾幅にレユッカスのジップアップヒールブーツを合わせたときの
縦のラインと足元のバランス感。
こちらは是非、店頭で試してみて欲しいです。


真夏には華奢なスリッポンやサンダルを合わせた、数ヶ月先までの装いも想像するとより気分が上がるはずです。
メンズファッションとレディースファッションを比較した際、洋服の選択肢という括りの中で見た時に、ボトムスジャンルがある程度限られるメンズファッション。
だからこそ、パンツのバリエーションや表情に多様性、意外性を含んだブランドは
メンズファッションにおいてスタイリングの幅を広げてくれますし、着用する中でのファッションに対する楽しさがあります。
”パンツ”というジャンルに、ここまで思想が強く出るブランドはそう多くありません。
履いた瞬間の、「あ、これか。」となる感覚。
ショートパンツも入荷しておりますが、今日の寒さでご紹介は流石に、、
ということで、そちらは後日。
各店舗にて是非。
皆様のご来店、お待ちしております。
今村 嵩嶺


