皆様こんばんは。今村です。
本日は入荷したばかりの靴のご紹介です。
”Le Yucca’s”
別注 SIDE ZIP BOOTS HRM/TR LAST
日本人デザイナー・村瀬由佳氏が手がけるイタリアのシューズブランド”レユッカス(Le Yucca’s)”から入荷したサイドジップブーツ。
取り扱い当初から展開していた、ブランド定番のヒールブーツにmax’sとして、ヒール高、ラストのバランスを微調整した1足。
最初の入荷は恵比寿店オープンを記念して、今回とは素材違い、色違いで別注制作を依頼した時。
今シーズンはCHATEAUBRIAND CALF / NERO(黒のシャトーブリアンカーフ)での入荷となります。

採用されているレザーは、フランスの名門タンナー〈デュプイ社〉の“シャトーブリアンカーフ”。
世界的なメゾンも信頼を寄せる最高級カーフです。
きめ細かく整った銀面。
奥から滲むような自然な艶。
張りがありながら、しっとりと吸い付く様な質感。
派手に光る革ではないですが、見た瞬間に「良い革だな」と分かる様な、鈍くて色気のある輝きが堪りません。
〈デュプイ社〉は1948年創業。
原皮の選定から仕上げまでを一貫して行い、均質で安定した品質を保ち続けてきたタンナーとして、世界的に評価されています。
この“シャトーブリアンカーフ”は、しなやかさとコシのバランスがとても良い革で、履き込むことで艶が深まり、黒がより立体的に育っていきます。
時間とともに増していく表情の変化も楽しみのひとつ。
しなやかさから革が伸びやすいのでは?とご心配される方もいらっしゃりますが、ハリ、コシ、弾力もこの革の魅力。
”革のしなやかさ”と”ハリ、コシ、弾力”の両立。
”馴染むけど伸びない”
メゾンも信頼を寄せる最高級カーフという肩書にはしっかりとした裏付けがあります。

前述した様にブランド定番のヒールブーツをベースに、
max’sとして、ヒール高とラストのバランスを微調整したこちらのモデル。
木型となっているHRMラストは、もともとウィメンズのジョッパーブーツで使われていた物を起点に、メンズ仕様へと再構築されたラストです。
そのおかげで、無骨な印象のあるブーツというジャンルの靴に、エレガントさ。縦のラインがきれいに出る様な色気のある細さ。が共存している。
これがHRMラストの魅力だと思います。
ヒールは3.5cmのテーパードヒール。
主張しすぎない高さで、パンツのラインを自然に整えてくれて、脚を長く見せてくれます。
仕様はサイドジップ。
ゴアブーツと比べると、線がよりシャープでエレガント。
着脱がスムーズなのはもちろん、足首まわりがすっきりと見えます。
このディテールの違いが、全体の印象をきちんと引き締めてくれています。
クローズドチャネル仕様。
(縫った後、削った革をかぶせてソールに“蓋”をする事で縫い目が外から見えない高級靴ラインに使われる仕様の事。)
細かなステッチワーク。
芯材の入り方。
ヒール周りの処理。
一見すると繊細に見えますが、実際に履くとしっかりとした安心感がある。
細部まで考え抜かれた設計と丁寧な作り込みが、履いた瞬間の高揚感に加えて、履き続ける中での信頼感を想像させてくれます。
以前のブログでもご紹介しているデザイナー村瀬氏の「靴はスタイリングを助ける道具でありたい」という言葉。
この一足を見ると、その考え方を素直に体現しているブーツだと改めて感じます。
一昨日に僕も早速購入しましたが、足入れの瞬間に感じる、内側から包み込まれるようなフィット感に先ず驚きました。
最初少しだけタイトに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は滑りの良い薄手のソックスで昨日、今日と2日履いてみただけでもかなり馴染んだなと感じます。
ここから少しずつ革を自分の足に馴染ませていく過程が更に楽しみです。
履き下ろしたばかりですが、ビジュアルの良さ、履き心地の良さ含め、しばらくはこればかり履いてしまいそう。(洋服屋としてあまり良くないのですが、、)
max’sで「ブーツ」と言えば、「先ずはこちら。」と自信を持ってお勧めしたいモデル。
それくらいパンツを選ばず、通年通して、max’sが提案する幅広いスタイリングに自然とマッチしてくれるブーツです。

“Y28318”
Fabric: Chateaubriand Calf HATEAUBRIAND CALF
Color : Nero
Size:41 , 41H , 42 , 42H , 43 , 43H , 44
Hand made in Italy
Price ¥240,000 +tax
max’s Tokyo , max’s Ebisuの両店舗にて展開しておりますので
気になっている方は、ぜひ店頭で一度、足を入れてみてください。
今村嵩嶺


